モデラーズギャラリーに「ティエレン Wild Fox隊 1番機」を投稿しました。
この前、和歌山に在庫数1万点という模型屋さんがあると知って行ってきました。確かに大きな模型屋さんで2階まであり、珍しいキットもたくさんありましたが、ガンプラ関係のものはバンダイが再販するのでそれほど買うようなものはなく、知り合いのカーモデルを買うだけかなと思っていたところ、以前から気になっていた「ティエレン」があったので買ってきました。市場ではほぼ見かけないキットで、amazonでも若干のプレミア価格で取引されています。
スタイリッシュなデザインが目立つガンダム00シリーズなのに、何故こんな武骨なMSが登場したのか不思議ですが、ガンダムシリーズ全部のMSの中でも、上位に入るぐらいの好きなデザインです。今回もオリジナル設定「Wild Fox隊」ということで仕上げましたが、なにしろガンダム00を観ていないので、部隊名以外何の設定も考えられませんでした。
アンテナは一番の弱点で、ちょっと遊んでたらすぐに折れました。ガンプラを動かして遊ぶ派の人はさっさと真鍮線に取り換えましょう。先と根本の部品の大きさから考えると1mmがピンバイスで穴をあけられる限界の太さかと思います。
若干古めのキットですが、関節は信頼性のあるポリキャップですし、それほど問題はないかと。まあポリキャップに差し込む棒の方が折れないか少々不安ではありますが、いざとなったら棒に穴をあけて真鍮線を仕込むという方法もありますね。
塗装はオリジナルカラーで、いつも通り黒のサーフェイサーを吹いてから、筆で叩くように少しずつ色をのせていきました。最後に塗装はげを再現するためデザインナイフで削って完成です。部隊マークもオリジナルで、手描きです。
首が可動しないのが不満点だったので、仕方なくパーツから首の部分だけを切り落としてみたら、偶然なのかバンダイの意図的なものなのか、パーツ固定用のピンが軸となって、自動的に首が可動式になりました(笑)。あとはもう一本のピンを切り落とし、大穴が空いた部分に適当にパーツを詰め込むだけ。まあガンダム00観てないので、設定上首は動かないのかもしれないですが、表情を付けられるので動く方が良いと判断しました。
こちらが首の内部。本当に適当ですが、色さえしっかり塗ればそれほど変に見えないのが不思議。
最近のガンプラほどではありませんが良く動きますし、自由な発想でいろいろな改造ができる楽しさが溢れています。色を塗り変えるだけでも良いし、大型キャノンを搭載しても良いし、オルフェンズで続々登場しているオモシロ武器を持たせても似合いそう。Seed系の再販がこの前ありましたが、このティエレンはいつ再販されるのでしょうか。市場からは姿を消しており、気軽に購入できる状態ではありませんので、ぜひ再販のお願いをしたいところです。