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ヒルドルブ完成+陸戦シリーズ大集合

フルCG作品「MSイグルー・一年戦争秘録」に登場するモビルタンク「ヒルドルブ」完成しました。この作品を初めて見たのは家電量販店のガンプラ売り場。明らかにジオン側のタンクなのに、ザクと戦っているのを見て混乱した覚えがあります。それからレンタルで見てすっかり虜になり、ついにBDまで買ってしまいました。30分と短い作品ですが、全部で6巻あり、反骨精神をテーマにしながらそれぞれに戦う理由が違っていて良い作品だと思います。それぞれの巻の主役兵士はほとんど死んじゃうんですがね。

このヒルドルブは、地上戦を想定して開発されたものの製造コストなどの問題で結局正式化されず、ザクなどのMSに地上戦の主役をもっていかれることになった悲しい機体です。地上戦といえば戦車、という時代からMSへと時代が移り変わっていった過渡期の機体なんですね。

作品中では、そのヒルドルブが地上試験名目で地球へ送り込まれます。しかし実態は、思うようにいかない地球制圧作戦のために「あるものは何でも使う」という考えの元、MSパイロット適性試験に合格できなかった戦車パイロット共々とにかく戦場へ放り込んでしまえ、という理由でした。この作品の主役や機体は全て、誰にも期待されていない、という者ばかりです。

そんな中で地上に降りたヒルドルブと戦車パイロットが遭遇したのは・・・というところでネタバレは終わります。皮肉な偶然によって起きる遭遇戦、敵も味方も必死の戦いが始まります。

戦車とモビルスーツの中間のようなこの機体。移動はいわゆるキャタピラで、上半身は変形してモビルスーツのようになります(キットでは組み換え変形)。

超巨大な大砲を備えており、遠くから敵を攻撃できます。本来近接戦闘を行う機体ではなかったんでしょうね。それなら上半身はいらなかったような。

上半身には、腕のほかにパワーショベルのアームのようなものが両肩に付いています。大砲を撃った時の反動を無くすためのもののようですが、非常時には戦うこともできます。ちなみにパイロットは1人で動かしています。61式ですら2人なのに・・・。

さてこのヒルドルブですが、この前載せた写真にあった通り、キットの箱がとても大きいです。あれで1/144なのですから、そもそもとても巨大な機体だという事が分かってもらえるかと思います。で、比較写真ですが・・・

嘘だろ・・・というほど大きいです。現代の戦車と比べると巨大なあの61式戦車がおもちゃのようです。キャタピラを動かす転輪(車輪のようなもの)一個が人間1人分ぐらいの大きさがありますので、まあこのぐらいにはなるか・・・でもこんなに大きいんじゃ、コストが高すぎて正式化されないのも当然と思えます。

あの超超巨大な戦車マゼラアタックですら余裕で膝の上に乗っちゃいます。

ワッパや人間なんてこんなもんです。ドッジボールぐらいならなんとかできそうな広さです。

そして全員集合。まさに壮観。巨大なヒルドルブもMSと比べるとまあ比較できるかな、という大きさですね。それにしたって大きすぎますが。これで地上戦シリーズはほぼ揃いましたね。あとは陸戦ジムスナイパーとかジェットコアブースターとかグフカスタムとかグフフライトタイプとかアプサラスとか、あ、ドダイツーとかもあったっけ。まあ色々ありますが、これだけ揃えた人もそういないと思いますので、この辺でやめとこうかなと思います。

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