ガズRガズLとキュベレイ作りました。
プレミアムバンダイで注文したガズRとガズLのセットが届いたものの、HGガルバルディβ作ったばかりだったのでずっと積んでいました。しかしある日「また罪プラが増える」という強迫観念から無理してガズL作ったところで完全に飽きてそのままになっていました。こういう時は存在を忘れるぐらい放置すれば、あら不思議。作り方も忘れてて新鮮な気持ちで制作できるようになりますな。まあ期間は半年ぐらいですかね。
めでたくHG化されたガルバルディβを元にしているので、大変組みやすく、よく動く傑作キットです。ZZガンダム放送時に発売された旧キットを見た時「ZZのプラモはろくなものが出ないし、MSVのキットを流用したものに比べればポリキャップ使ってるだけマシだけど、もう少しちゃんとした新作が出ないものか・・・」と小5の私は思っていました。ガザDとジャムルフィンは良かったけど、他はなぁ・・・あ、ドライセンはまだマシだったかな。
デザイン自体はカッコいいから、このキットでようやく完成した、という感じですね。旧キットのガルバルディβもあの時代なら悪くはなかったけど、ZZで新作扱いで出されても・・・という印象でした。でも本当に何にも出ないから買うしかなかったんだよな。リゲルグとかさ、デザインはいいんだけど旧キット使われても・・・と思っていました。まあ小学生の頃の愚痴はこのぐらいにしておきます。
こちらがガズR。同じようなキットを2個も作ると飽きちゃうので、友達がいる人は片方作ってもらいましょう。私はもちろん2個とも作りました。赤と青の違い、肩からにょーんと伸びてる何かの左右の違いなどはありますが、基本的に同じ作業になりますね。
金色の模様は水転写デカールで再現されていますが、長い模様が多いので、下手に剥がすと丸まって困ることになります。そうなったらもう一度水につけるとほわっと広がってくれることがあるので、イライラしてウガーーーっとならないようにしてください。
ランサーは結構長く、見栄えがします。持ち手にはダボがあり、固定できるようになっています。腰のアーマーも四方に可動しますし、腰は曲げやひねりもできてとてもよく動きます。
同じ作業が2回続くという問題を乗り越えて完成すれば、とても見栄えのするキットだと思います。青と赤の左右非対称の2機が並んでいる姿はとてもカッコいいですね。で、本来であればこの2機の後ろにキャラ様搭乗のゲーマルクさんを立たせたいところなのですが、とにかくZZの頃はろくなキットが出ない上に、終盤の機体となるともはやキット化自体絶望的で、今現在までゲーマルクはプラモデル化されておりません。ロボット魂では出たみたいですが、あちらは完成品モデルですからねぇ。ボリノークサマーンなんかと比べてそれなりに活躍した機体なんですから、そろそろHG化してくれませんかねバンダイさん。
とか言ってても仕方ないので、2機が守っててもおかしくないキュベレイ作りました。HGキュベレイは初期に出たものと、リバイブ版の2種がありますが、こちらは初期のものです。以前リバイブ版も作ってみましたが、色分けや関節など、ほぼすべての点でリバイブ版の方が上だとは思いますが、こちらもプロポーションは決して悪くなく、肩の関節がしっかりしている点はリバイブ版より上かと思います。リバイブ版は肩と胴体をつなぐ関節がボールジョイントになっており、肩をいからせた状態で飾っておいても重さで次第に下りてきてしゅーんとしたポーズになっちゃいます。こちらは棒上の関節になっているのでその心配がありませんね。
塗装はガズRガズLに合わせて全てメタリックにしました。パープルとブルーはガンダムマーカーを吹いたのでやたら発色が良いですね。メタリックのガンダムマーカーで塗装すると、マスキングテープは使えないし(跡が残る)、太陽光に弱いし(退色する)、クリアー吹くと流れたり発色が悪くなるしで、なかなか気難しいものではありますが、その点を注意して使えば派手でとても良い仕上がりにはなりますね。
可動もそこそこするので、こんなポーズもとれます。1/220の旧キットは作りやすかったけどあんまり動かなかった印象がありますね。プロポーションは、あの当時ならマシだった方かと。技術が進んだおかげか、バンダイにハマーン信者がいるのか、HG版はどちらも良キットだと思います。
最後に集合写真。まあこれでも悪くないですが、やっぱりゲーマルクが欲しいですね。大型MSだけにHG化されても相当高くなりそうですが、欲しい人は多いと思うんですがね。しかしこうしてみるとリゲルグもプレバンで買っとけば良かったかなと思ったり、俺、意外とZZ好きじゃん、と気づいたりします。当時は「また旧キットベースかよ」と嘆いていたのに。あの時代は子供の遊びがプラモからゲームに代わっていく時期だったので、色々バンダイも苦労していたのかも。